TEACHERS' DIARY

中学2年生 数学の授業その6

村越 靖弘2020.12.22

見ましたか?約400年ぶりの木星と土星の大接近。

(画像はAstroArtsより)

 

私は12/21(月)18:00少し前に見ました!
…とは言っても、どれが木星なのかが分からなかったので、
正確に言うと「おそらく視界には入った」くらいでしょうか。
とりあえず月はとっても綺麗でした。

近所の人も家から出てきて同じ夜空を見上げていました。
「どれだかわかります?」「全然わかりませんね~。」

白い息を吐きながら交わす何気ないやり取りも、
このご時世では尊いものなのかもしれません。

 

 

 

400年前の日本は江戸時代。

 

我々人間にとっては400年はとても長い歴史ですが、
宇宙規模で考えるとほんの一瞬の出来事です。

宇宙の歴史は138億年。
138億に対する400の割合は、
400÷138億=0.00000002898
人生100年で置き換えると、約91秒相当です。

(画像はNASAより)

 

今年の冬は人が集まる都会のイルミネーションではなく、歴史に思いを馳せながら夜空を眺めてみるのがいいかもしれませんね。

 

 

 

 

さて、数学の授業です。
私の授業は数学憲章の唱和から始まります。

【数学憲章(私が勝手に言ってるだけです)】
一. 私たちは自分の理解に関心を持ちます
一. 私たちは言葉を大切にします
一. 私たちは間違えることから学びます
数学を通して学び方を学んで欲しいと思っています。

 

 

中学2年S探究コースは確率を学んでいます。
まずは今日の授業の目標を確認します。

世の中にある様々な確率(割合)を調べて発表します。
・インフルエンザにかかる確率
・台風が日本に上陸する確率
・隣の人が社長である確率
などなど。
統計的確率と数学的確率は違うのですが、まだ教えない。我慢。
(「何を教えないか」は授業作りの肝です。)

 

 

 

評価基準(よい発表とはなにか)をみんなで共有します。
今回は、主張、考え方、根拠を明らかにすることです。
iPadを使って、調べ学習とプレゼンを行いました。

次は生徒のプレゼンの一部です。

この生徒は気象庁のデータを根拠として主張を立てました。
(授業に夢中で活動の様子の写真がありません…!)

 

 

 

授業の最後はふりかえりです。

わかったこと、わからなかったことを言葉にします。
理解の言語化はどの教科にも通じる学び方です。

 

ちなみに、「年末ジャンボ宝くじを1枚買って1等が当たる確率」と「サイコロ1個を9回連続で投げ、9回連続で1の目が出る確率」がほぼ同じくらいです。全く違ったこと同士を比較できるのは確率の面白さの1つですね。

 

事前アンケートでは、「割合」を苦手とする生徒が多かったです。お互いの意見を交換しながら行う確率の学習を通して、苦手意識を減らして欲しいと願います。