TEACHERS' DIARY

「物語の出で来はじめの祖」と向き合う

川野辺 綾子2021.02.19


中学1年生の国語の授業

2月の単元は「物語の始まり−竹取物語−」でした。

 

昔話で有名な「かぐや姫」のお話も、『竹取物語』とは異なるところがたくさんあることを知った生徒たちです。

 

そして、歴史的仮名遣いや作品についての理解を深めた後は、探究的学習へとシフトチェンジです。

 

①『竹取物語』について興味を持ったことについて自由に調べる。

最初は、何を調べて良いのか、わからなかった生徒たち。

手元のワークシートも、この時点ではまだメモ書き程度でしたが、後に内容がどんどん膨らんでいきます。

 

 

②発表資料を作成し、それを使って発表する。

ロイロノートを使って、調べたことについてスライドを作って発表しました。

 

 

③調べたことを文章にまとめ、お互いに添削し合う。

発表の後は、調べたことを文章にしました。

口頭で伝えることと、文字で伝えることは気をつける点も異なります。

そこで、書いた原稿を生徒同士で添削し合いました。

誤字脱字はもちろんのこと、一文は長すぎないか、主語と述語は適切か、言葉の係受けは適切か、など「文章を書くときの注意点」を参考にしながら、添削しました。

ただし、「その人の考えまでは手直しはしすぎないこと」を基本的なルールとしました。

他の人の文章を添削することは、自分の文章作成の際にも大いに役立ちます。

 

⑤文章の推敲をする。

添削してもらった原稿を元に、推敲をしていきます。

⑥ 発表と文章をお互いに評価し合う。

 

作品改めて調べてみると様々なことがわかり、もっと知りたい!という気持ちが湧いてきたようです。

『竹取物語』のお話はこんなにも有名なのに、謎だらけの作品です。

だからこそ、惹かれるのかもしれません。

期末考査後は、生徒たちがそれぞれに疑問に思ったこと元に更に深掘りしていきます。

 

小さな「トルネード・ラーニング」はじまり〜、はじまり〜